目的地まで3光年

長い距離をひたすらに歩く旅人のように

最近やったゲームのRPGの話を書くよ(Under tale編2)Gルートをひたすらネタバレしていく

 というわけで前回予告したとおりUndertaleのGルートの感想とか考察を書いていこうと思います。このルートは明らかにTPをクリアした後にプレイされると考えられて作られているようで、つまり普通に解説していくだけでネタバレの嵐が吹き荒れます。ネタバレが嫌な人、といいますかアンテを未プレイの人は戻ってください。アンテプレイしたけどGルートをプレイする勇気だけなくて見たい、という人がもしいたらお進みください。一応Gルート未プレイの人にもわかるように書いていこうと思います。さて、それではスタート。

----------------------以下ネタバレ-------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、そういうわけでGルートは未プレイの、知らない人でもわかるようにGルートの解説etc.を書こうとかと思いま。えっとですね。このルートは作中に出てくる全敵キャラを殺し続けることによって到達することができるルートです。GとはGenoside(殺戮、虐殺)ということですね。このほのぼのと平和だった世界をぶち壊し にかかるのは本当に死ぬほど心が痛みます。実際TPクリア後2ヶ月はやらずに放置してました。しかし、アンテファンとしてやらずに終えるというのはないし やらないでいて変なネタバレ食らうのだけは嫌だ、という気持ちでついに意を決しました。

 言うまでもなく、 殺します。とにかく、殺します。まあ、普通のゲームだったら多分、普通にボス戦前にレベリングするくらいの感覚のEXP集めにほかならないはずなのですが、もちろんこのゲームは違います。たとえば、最初のカエルを殺してしまうと、MAP上にいてさっきまで話していたカエルがいなくなるんですね。つまり、 そういうことなんです。敵意のない、純心な、罪のないモンスターたちを問答無用で次々と殺していくわけです。仲良くなれる可能性を自ら捨てて、そして殺し ていくわけです。狂っていく主人公、狂っていく自分。それとは裏腹に貯まっていくEXPと上がっていくHP、ATK……。何も楽しくないです。いったい何が楽しくて自分はこんなことをしているんだと、問い直し、そして不断の決意をいだき続けない限りは到底達成することはできないと思います。しかし、一度決めた以上逃げるわけには行きません。もう、やるしかないのです。

 そして、しばらくレベリングがてら殺しまくってると、ついにフィールド上からモンスターがいなくなります。

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こうなると虐殺完了でこのマップで稼げるEXPは全て稼いだ、ということになります。これをすべてのマップで繰り返すのです。全モンスターを殺し終えるとBGMが一変して不気味な音に変化します。いよいよ、始まってしまったというわけですね。

  Gルートに入るとなによりもまず主人公、Friskくんの様子が一変します。完全にサイコパスになってしまうのです。端的に言うと、自分にとって利益、利用価値、この2つでしか物事を判断しない考え方になってしまいます。TPルートでAsrielが言っていた外の世界のFloweyというのは、そしてFirst HumanことCharaサイコパスなんじゃないかと思います。

 閑話休題。なんにせよGルートに入ることで完全にFriskくんはサイコパスと化します。最初のボス、Torielママを瞬殺。まさかTorielがこんな顔をするなんて自分は想像もつきませんでした。

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しかし主人公がこの時点でサイコパスだったとすると、嫌いとか好きではなく、そもそもFriskくんは「興味がない」んですよね。きっと。

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んー正解!w あのクソ花からもこの言われようです。実際その通りなんでしょう。

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まず最初にこのシーン。これが後述するChara=完全な悪玉、サイコパスだと僕が考える理由の1つのセリフです。皆さん、原典に忠実に。希望的観測にすがるのはやめましょう。

 さて、そうして狂った、というかサイコパスとして確定したFriskくんはユーモアが欠落し、物の観察力も落ちます。利用価値しか考えなので、興味が無いのでしょう。次のステージに行くと早速、Sansから指摘されます。

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世界を見たい、と嬉しそうに語りかけて体の一部を渡して一縷の望みを託してくる雪だるまだって、利用価値で判断します。本当は1つしか手にはいらないはずの雪のカケラを強制的に3つ奪って雪だるまを殺害、その後に上のようなコメントが出ます。ひっでえ……。

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そしてこのシーン。何気ない部分ですが、個人的には割と重要でここで雪のボールだと言われているこれは実は十面体なんですよね(個人的にはこれは実は二十 面体の間違いだと思いますがそこは置いておいて)。もはやFriskくんには観察能力すら失われていることがわかります。まあ、そういうことです。そして次のシーン、パズルなんてプレイすらしません。

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 もう見ていてただただ悲しくなりますね。

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次のシーン、Papyrusも少し呆れてるんですよね。

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そして次、いよいよSansから見放され、そして警告を受けます。

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もし殺したとしたら……

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ここBGMが止みます。背筋がゾッとしますね。TPでは決して見ることのなかったSansの恐ろしい側面です。そしてここを抜けると最後までSansに会えることはありません。

 そして街に入るわけですが、Gルート条件を満たした状態、つまりモンスターを狩り尽くした状態で街に入ると、町の住人は全員避難してしまっていて誰もいません。そして、ショップに入ると一言置き手紙。

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誰もいないショップでは商品を自由に強奪して、また金庫からお金を盗むこともできます。ひっでえええええなあああああああ。と言いながらもう後戻りはできない自分。プレイしているのはほかでもない僕なんですよね。

 そして、いよいよPapyrus戦。Gルート最初の関門ですね。多くは語るまい。画像で通じるところがあるでしょう。

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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

こんなの耐えられる人いないでしょう。マジで、なあ。なんだよこれ。でも言い換えると、何て言うんでしょう。この先でどんなに改心しても決してPapyrusが返ってくることはない。そう考えることで、ここからはGルートをやめたい、という気はすこし薄れましたね。ここまで来たらな、もう決して後には引けない、という最終点という感じでした。

ちなみに、見逃すと次のような事を言います。

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いくら今まで殺してきていたとしてもこれから改心してくれるならそれでいい、と。ああ。あああああ……_(:3」∠)_ ある意味ここからは気が楽でしたね。Monster Kidを殴るのは心が痛みましたが流石にPapyrusほどではないです。Papyrusの死を無駄にしないためにも進むしか無いんですよね。サイコパスFriskくんはもうすっかりTPのときの面影はありません。

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もうホント死んでくれ。そう思いながらプレイしていました。ああ……。

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海茶を売ってる亀さんはなぜか避難しておらずここで最重要アイテム、海茶を購入できます。爺さん、もっと言ってやってくれ……。

 と、いいながら先に進むといよいよ中ボス、Undyne the Undying戦です。TPルートでは最初は怖いものの、打ち解けるとどこまで愉快で気さくなネタキャラUndyneでしたが本当の敵が現れた今となってはそんな愉快さは影もありません。こうしてしまった罪はどこまでも深い。流れとしてはPapyrus同様主人公がサイコであることを理解できてないMonster kid。彼が意を決して主人公に、お前、たくさんのモンスターを殺したのか? と迫ってくるところで、彼との戦闘が始まります。

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このただEXPだ。というセリフはかなり印象的ですね。まさにこのFriskがどういう考えの人物であるかを表し、そしてもう戻れないことを感じます。

そして、「邪魔」なMonster kidを瞬殺しようとしたその瞬間、Undyneがギリギリのところで身を挺して守ります。そして、「私は大丈夫だ。今度からはちゃんと私の言うことを聞いて近づくんじゃないぞ」と死にかけの状態で優しく語りかけます。なぜUndyneがここまで慕われ、羨望の的だったのかよくわかります。

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そして、本物の決意を持って、死の淵からUndyne生還し、いよいよUndyne the Undyingが開始します。

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このシーンが個人的にはGルートのハイライトですね。この本物のヒーローを見るためだけにやっていた気すらします。開幕とともに流れる流麗で落ち着いたピアノイントロ。この興奮を味わうためだけにもぜひGルートをやってほしい……なんてことはないですね。こんなのやらないほうがマシです。やめましょう。それにしてもここは本当に感動的で最高でしたね。BGMの引き締まり具合。本物のヒーローの登場。これまでとは比べ物にならない難易度。すべてが決戦におあつらえ向きの最高のムードでした。……やっぱりすこしプレイしてみてほしい気もします。でも、うん……。やっぱりやめておきましょう。あなたはあなたのデータを大切にしてください。

 さて、このUndyne戦ですが、普通にかなりえげつないです。GルートはSans戦ばかりが語られてこのUndyne戦の話を見なかったので何も考えずにまあ大したことないのかな、なんて高をくくっていたら完全に誤算でした。超鬼畜。初見殺し。何度も何度も不断の決意で挑んでようやく倒すことができました。このブログがかなり参考になりましたのでもし攻略で詰んでるなら参考にするといいかもしれません。僕はこのブログのおかげで勝てました。感謝。ちなみにですが雪のカケラは最悪全部使っちゃってもいいですがバタースコッチだけは絶対に使っちゃダメです。なんとしても死守してください。

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ああ。倒してしまった……。AlphysというのはUndyneの親友みたいなキャラですが、いったい彼女がこのUndyneの戦いをどんな気持ちで見届けると言ったかと想像するとそれだけで辛いです。そして、希望を託し英雄らしく戦ったUndyneの最後の笑顔。彼女はきっと自分が負けても残されたAsgoreやAlphysが奮闘して、そして勝利をもたらすと信じているのでしょう。ああ……。自分はいったい何をしているんだ。数年後Monster kidが強くなって主人公を倒しに来る二次創作はよ出してくれ。出たらめっちゃ滾りそう。てか泣きそう。てか絶対泣く。うおおお、絵がかけるようになりてえ。ファンアート描きてえ……。

 閑話休題。そんなこんなで先に進めますが、HotlandのイベントはAlphysがいないため大幅省略されます。というか何もないです。まずAlphysの研究所に入るとMettatonに他己紹介をされます。当たり前だよなあ?

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そして「Alphysはいない。彼女は戦わないことを選んだ」と告げて去っていきます。ここで即席麺という最強アイテムが冷蔵庫から手に入るのでちゃんとゲットしましょう。これがないとマジで絶対にSansには勝てないと思います。そしてHotlandで適当にEXPを稼ぎつつ先に進むとMuffet戦に入ります。これはまあ文字通り瞬殺できるわけなんですが、その後の演出がまだキツイ。

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蜘蛛が無言で花を供えるんですね。ああ……。どこまでも蜘蛛に献身的な彼女のことを考えるとまた……_(:3」∠)_

 さて、そんなこんなでCoreにたどり着くわけですが、もちろん全員避難しているわけです。

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ここで手に入る空の銃は火力が出るので虐殺にはおあつらえ向きです。ぜひ盗みましょう(声に出して読みたい日本語)。ちなみに盗んでもなんかはした金(5G)しか手に入りません。流石にゴミを売ってるだけらしいですし全然儲かってなかったんですね。

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……全員避難してるわけです……? なぜかBurgerpantsだけいます。避難? なんか客減ったし楽でいいわ、ということらしく、脅してみると、有給全部使っちゃったので地獄なんて行けない、らしいです。彼から買えるヒーローとステーキはSans戦で便利なのでぜひ買っておきましょう。バガパンすげぇ。

  さて、コアは固定エンカウントが7あるので残り7になるまで倒せば後は面倒なGウォーク(虐殺ルート特有の上キーと下キーを同時押しして壁に押し付けながら歩くやつ)をせずに済みます。まあここまでこれた猛者ならここで苦労する要素は何もないでしょう。間違えてアイテムを使っちゃわないように気をつけよう、くらいです。

 さて、40という恐ろしい数のEXP稼ぎをこなせばいよいよ、Mettaton NEO戦です。

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対人間用殺戮兵器として開発されたMettatonですが実はTPまでではその本当の力は開放していなかったんですね。それを開放した姿こそがMettaton NEO。守りたい人たちがいる、ということでその真の力が今開放されるわけです。

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BGMもいよいよ最終ショーという感じで、文章のライトが激しく光ってる、というのもムードが出ていて興奮しました。

 

 さて、Mettatonを倒すと今度はAsgoreの城にたどり着くわけですが、他ルートではモンスターとエンカウントして昔話が聞けたところが全部Floweyになっています。そしてこのあたりから赤文字による文章が増えます。赤文字の文章は主人公Friskの感想ではなく、First Human(Chara)によるものというのが定説みたいですね。詳しくはSans戦後に明かされますが、簡単に言うと主人公のレベルが上がるに連れてFriskCharaとの不思議なリンクが顕在化していき、そしてあるところまで達することでFriskの体の主導権はCharaに移っていた、ということみたいです。見たほうがわかりやすいでしょう。

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この部屋はもともとFirst Humanの部屋であったはずで、少なくともつい先日落ちてきたばかりのFriskの絵が置いてあるわけはないわけです。これは明らかにFirst Humanの絵であり、自分の絵言っている、つまりはこの赤の文章はFirst Humanによるものと言えるわけです。

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サイコパスFriskと同じく利用価値でしかものを判断できない。

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Asgoreの部屋にて。どうやらFirst Humanの頃からセーター持っていたらしい。

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日記に興味すらないFriskくん。

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どうやらチョコレートがお好きなご様子。

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普通ルートだと201Xだったかな。

というわけでいよいよ狂気が狂気を呼びCharaという諸悪の根源を呼び覚ましてしまったわけです。

さて、ここからFloweyの独白、命乞いが始まります。色々ありますがその内容をTPでの情報を知ってる前提で、つまりFlowey=Asrielであるということは知ってるとして簡単にまとめると。

・自分は死んだはずが何故か花になっていた。

・もはやソウルは失われているせいか、愛の類を一切感じることができなくなっていた。それどころかもはや何も感じられなくなっていることに気づいた。

・絶望して自殺を図った。するとなんということだろう、気がつくと死ぬ前のところまで戻っていた。

・自分にセーブ&ロードの能力があることを知ったのだ。

・最初はこれをいいことに使おうとした。みんなと友だちになろうと。

・しかしだんだん飽きてきた。そして次第に殺したらどうなるんだろう、と考えるようになった

そして、こんなこと望んでない、と言い聞かせながらも好奇心から殺戮を開始した。

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何が起きるか知る義務のためにやってるだけどだと言い聞かせて。

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ひどい言い訳だ!

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でもこの感覚は君が一番知っているだろう?

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……。はい。なあ……。おい。そうだよ(絶望) ここに来て見事にFloweyに論破されてしまったわけです。お前は、同類だ、と。ここもある意味Gルートのハイライトですね。ここで鋭く痛いところをついてくるのは見事としか言いようがないです。ちなみにこの後にもそれについてのコメントは続きます。

・でも、自ら手をくださずに見てる(watch)だけの狂人よりマシだよね。

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あいつらはやりもしないのに結末だけ知りたがる。なあ、お前! みてるんだろう? と、まあおそらく動画勢みたいなタイプの人を痛烈に批判してきているわけです。まあでもFloweyの言ってることには100理ある気もして、特にある意味こういう汚れ仕事に関してはやらずにいいとこ取りと言えないこともないですよね。というわけでもしこのブログを読んでる人がいたら、ここまで読んだならやってください。そうしましょう。そして更に続きます。

・でも君が現れてから僕のセーブ能力は突如失われた。多分君の決意が僕を上回ったんだね。だから殺そうとしたのさ。

・しかし、君はChara(First Human)だったのか。

・君が帰ってきたのならもう一度あの計画を実行しようじゃないか。

・みんなを解放して、人類がいかに残酷かを見せつけてやるのさ!

・やるか、やられるか(Kill or be killed)だってね!

・僕たちはそんな同情なんてしょうもない感情にはしばられないだろう?

・それともなんだい? あのことをまだ恨んでるのかい?

・そ、そんな顔するな((((;゚Д゚))))

終わりです。あの計画、というのを敢えて補足すると次のようなものになると思われます。

1.まずCharaがキンポウゲの毒でわざと死ぬ。

2.AsrielがそのCharaの魂をを融合させて最強の魂をつくり門を超える。

3.そして人類を虐殺しその魂を狩って、モンスターを解放していく。そして憎き人類を滅ぼす。

やっぱり文章をストレートに読んで解釈していくとCharaサイコパスの悪玉だと思わざるをえないんだよなあ……。ほんとうに悲しいけど。

 

 さて、そんなこんなの話を終えると玉座の間へと続く大通路へたどり着きます。NやTPルートでSansが待っていて主人公に審判を下した、あの場所です。そしてそこにはこのGルートでもSansが待っています。最初は穏やかな口調で始まるSansの会話は徐々に不気味な方向へと進みそしていよいよ「俺と最悪なひと時(Bad time)を過ごすきはないか?」という問いかけとともにSansとの戦闘が始まります。

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初見だとまず間違いなくこうなると思います。初見殺しの大必殺技を仕掛けてくるんですよね。

 というわけでこのSans戦。滅茶苦茶難しいです。UndyneもさることながらこのSansもやばい。挑むなら心してかかったほうがいいかと思います。自分は丸一日かけて倒しました(笑) これに関しては攻略記事とかそういうのは特に使わず愚直にひたすら挑み続けて続けて続けまくりました。ゲームセンス皆無の僕が倒したコツをせっかくなので書いてみようかと思いましたがどうせ多分ググればいくらでも出てきそうなのでいいかなぁ。諦めずに頑張ればいけます! 今では僕は朝飯前に一発クリアできるようになりました(笑) あ、ただひとつ言うと、最後の大車輪がやばいので途中の休憩点で海茶バフは絶対かけておきましょう。(僕は海茶の存在を知らなくてもう地獄を見ました(笑))そして大車輪は斜め移動よりも単純に直線移動を重視したほうがしのぎやすいです。もしやるなら頑張って! そしてこのSans戦。BGMが神です。MEGALOVANIAはぜひ聞きましょう。できれば本編で聞きましょう。そっちのほうが更に熱くなっていいです。 ちなみに中間のSansが情けをかけてくれるシーンどうなるのか気になって試しにMercyしてみたところ、

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殺されました。残念ですね。和解の道などなかったのです。

 まあなんだかんだ不屈の意志で挑み続けると勝てます。

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と、またしてもプレイヤーに対して刺さるような発言を飛ばしてきます。何の利益もない殺戮を、善悪など考えずただルートとして用意されてるから、「できる」から「やらなきゃいけない」としてやる。まさにプレイヤーそのもののことなのでしょう。

 こうして最後のボスSansを倒すといよいよGルートもおしまいです。その後に何があるのか。その後はAsgoreを瞬殺、Floweyを虐殺、そして……。

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この辺はもう完全にプレイヤーの意志を無視して自動で動きます。完全にCharaFriskを乗っ取ったということなのかもしれないですね。

 そして、実を言うと、これでGルートはおしまいなんですね。この後ちょっとした会話をして、そしてゲームそのものが終了します。世界は崩壊して、それでおしまいです。ここまで頑張ったにしては随分と酷い終わり方だなあ、という感じで本当に、何の利益もないルートだったという感じでした。

 ……。

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