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シャドウバースの思い出日記【10】終止符を打つ 【付録】ぱんだロイヤルの使い方

 ついに今日終止符を打つことにしました。一週間というそれなりの期間走り続けることができて、400戦というかなりの数を経ても勝率7割が維持できたことは単純に嬉しく思います。

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最後に自分がお世話になったデッキであるぱんだロイヤルの開発者、コンシードリラックマ(ぱんだ)さんとツーショットが撮れてすごく満足しています。

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 終わる理由としては、

・ラダー通話、ランク配信というやってみたかったことをすることができた。

・一週間という区切りの良さ。

・ロイヤルマスターがほぼ達成できた。

・実は今日若干沼ってしまっていて今後走るのがつらそうに感じた。

・自分なりに満足できる程度には実力の誇示ができた。

・シャドバのやりすぎでそろそろリアルがやばい。

です。

 踏ん切りをつけることができて良かったです。今後はランクはやめて、大会の方に力を入れていきたいと思います。

 最後にせっかくなのでランク走っての感想、及び一応ぱんださんよりも高い勝率が維持できた上でのプレイングのコツ、をメモ程度書いておこうと思います。

 

【ランクの感想】

 基本的にはプレイングが60点くらいの人からBPをむしり取る作業ゲーという感じでした。相手がもっと上手かったら断然ランク盛るの大変だっただろうな、ここは相手が下手だったから勝てたな、というようなことがたくさんあったり。勝率7割といっても10月の7割と今の3月の7割じゃおそらく全く質が違うと思います。僕のは本当にドサ回りに近かった、というのは正直に告白しなければならないかなぁ。あと、ランキング載るなら勝率7割は最低限だと思いました。それくらいないとマジで無理。あってもきつい笑

 あとは……まあ、ランキング瞬間風速くらいじゃあんまり宣伝にはならないってことかな。結局自己満足っていうのを覚悟しなきゃいけない。この辺は少し考えが足りてなかったかもしれない。

 何にせよ、むしり取る作業ゲーっていうところ、そこまで見えただけでも1つ成長かな、とも思った。最後若干沼ったけれどまあ、それなりに適応力を発揮できたかな笑

 

【ぱんだロイヤルの使い方】

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 前も書いたけどフェイスドラゴンみたいな動きをするミッドレンジデッキ。これを意識することが基本。ツバキは環境によっては数を減らしてもいいと思った(自分は最後まで減らさなかったけど)。いくつか書くと、

マリガン:

ヴァンガは基本残してOK

クイブレはエルフ相手だとメイに取られるから返す。ウィッチ相手は残してもいい(先攻なら)。

後攻フロフェンは強気に(つまり他マリガンでも)残してOK

先攻ジェノは2コス2/2が見えてるなら、つまり歴戦かリリエルがいるなら残したほうが強い。

ノーヴィスは強気に残してOK

御言葉は1コスがいるなら残してもいい(御言葉と1コスで2コス2/2を取りに行くため)

渾身は後攻ならドラゴンビショ以外では残す。相手がヴァンプの時は危なくない範囲で出来る限り渾身を探しに行くマリガンをする(アグロヴァンプに渾身がめっちゃ刺さるため)。

メイドリーダーは基本的に返す。

以上の注意点以外は基本的には歴戦とリリエルを引きに行く。歴戦リリエル既に来てる時は強気にフロフェンやジェノを取るマリガンしよう!

 

プレイング:

総評:

有利:エルフ全般/ドラゴン全般/アグネク/アグヴァン/ビショップ全般

五分:超越ウィッチ/ドロシーウィッチ(相手の動き次第)/ぱんだロイヤル/コンロ

不利:土ウィッチ/コンネク/コンヴ/ユニコ入りぱんだロイヤル

 

 

序盤:

 相手のクラスとハンドの具合によって変わるけど基本的な優先度は盤面の優位>顔への打点。

 歴戦とリリエルの両方がある時は、歴戦からだすことが多かったけど、ここの正解は今だによくわかってない。プレイしていて感じたのは、

アグロ相手には歴戦が正解で間違いない。

コントロール相手には多分リリエルの方が正解っぽい。

という感じ。といってもこれは本当にどっちでもいい時の話であり、例えばヴァンガが既に盤面にいるなら歴戦で蓋をするのが強いに決まっているのでそっちにしましょう。

 ノーヴィスと御言葉で迷うならノーヴィスなのはそんなに言うまでもないかな。御言葉の1点は基本的には相手のフォロワーに撃つのが殆どなので、御言葉の使い方には慎重になっていかにやれば有利な盤面が作れるかに集中しよう。

 以下各クラス別の考え方。

エルフ:エンシェントエルフとメイをとにかく慎重に意識してプレイングしていくこと。顔への打点は積極的に入れなくていい。むしろ入らないように気をつける。御言葉は基本的にはフェアリーを取るけど時には大胆に3/4エンシェントエルフに対して打っておくことが鍵になったりするので盤面を強く意識しましょう。エンシェントエルフは基本的には盤面を取る動きをしてくることが殆どなのでこれがかなり刺さります。

 

ロイヤル:盤面を慎重に。渾身と御言葉の使い方が勝負の鍵。ナイトが出せないときでも大胆に渾身を使おう。御言葉はとにかく有利な盤面を作れるようにフォロワーに打つ。顔に撃つことはほぼ無い。先攻ジェノが決まればかなりの勝ち筋になります。メイドリーダーはもちろんなるべくなら出したくないです。

 

ウィッチ:相手のデッキタイプに大きく依存するけど基本的には顔を攻める方が多い。というのもこのデッキは実は超越相手にそんなにゆうに間に合うデッキではないから。超越だったときの保険がとっても大事。基本的には盤面。ドロシーのときも処理甘めで顔強めのほうが勝てる。ちなみに5Tより前のドロシーには根本的に勝てないので諦めましょう。たまに勝てるけど笑 レヴィがとにかく強すぎてあんまり対策のしようが無いのでそこは運ゲーです。

 

ドラゴン:ユニコは渾身で取る。最悪ノーヴィスで取る。後は全力で顔。以上。ドラゴンの最強ムーブは2T託宣なので、顔を攻めるのが結論。ブレイジングブレスは打たれまくると勝てないですが、実際環境でブレブレ入りはそんなには見なかったので勝率が一番良かったのはドラゴンかな。

 

ネクロ:コンネクには勝てないです。アグネクであることを祈りましょう。どちらだとしてもやることは盤面を有利にすすめることですが、アグネクの場合はリーパー警戒で多少不利でも取りきる勇気も必要になったり。スケルトンソルジャーへのナイト等の不利交換はなるべくしないほうがいい(殴れても殴らないほうがマシのことが多い(腐の嵐が裏目))

 

ヴァンプ:全身全霊のアグヴ警戒。アグヴという悪を許してはいけない。渾身は出来る限りヴァイトに撃ちたいのでキープあとはコウモリを優先して徹底的に盤面を取るのを意識。コンヴの場合は逆に復讐に入らないように慎重に。11点か13点をキープすることを意識する。

 

ビショップ:教会の守り手に不利交換はしないほうがいい。基本的には攻めていればOK。プリズムプリーストは出てきても無視してOKです(絶対に相手が取ってくるため)

 

 

中盤以降:

 相手のデッキタイプを判別しきってプランを確定させておく。具体的には

エルフ:アルベール5/7スタッツのゴリ押しがなんだかんだ一番刺さる。これを相手が処理できずに勝てるのが理想。あとはツバキが刺さるか刺さらないかでだいたい勝敗が決まる。エンシェに刺せばほぼ勝てる。ティアループはされると絶対負けるのでティア警戒は怠ってはいけない。森の意志警戒ももちろんしたい。フロフェンをデコイにして5/7アルベールという動きは割と強い。森の意志を撃つターンは森の意志しか打てないわけで継続的に攻撃できればどうということはないのである。アルベール10点リーサルはそんなにはできない。と言うか、勝つにしろ負けるにしろそれまでに決着がつく。

 

ロイヤル:だいたいはアルベール10点or6点リーサルに頼ることになる。ツバキが腐りやすいのでハンドに来ないことを祈ろう。ツバキがフロントガードに打てればだいたいけてるけどね笑 環境にオーレリアの使い方を心得ている人が少なかったのか、みんなフロフェンへの返しのオーレリアでフロフェンを取ってきてた。それゆえオーレリアはそんなにきつくなかったです() このあたりがまあむしり取る作業ゲーって思う所以かも。コンロを使うならオーレリアはヘヴィーナイトを取ろうね!

 

ウィッチ:ドロシーに勝つのはツバキの使い方次第(ドロシーは潜伏を取る手段がデッキにないため)。ドロシーのためにわざわざツバキを3枚入れていると言っても過言ではない。とにかくツバキをぶっ刺したい相手ナンバーワン。5ターン目アルベール進化はどんどんやる。畏れてはいけない。そしてツバキ+疾走で価値をもぎ取ろう。超越に関してもだいたい同じ。違う点は、ツバキを勇気を出して素だしするところ。これを上手くできないとシビアな超越には勝てないのです。

 

ドラゴン:勝手に事故ることを祈りましょう。それで勝てます() 実際勝率が高いのはそれが理由なんだよね……。アルベール+有象無象でサラブレ使うとアルベール取れない、みたいにするのが理想。10点リーサルよりはアルベールの5/7によるゴリ押しが強かったです。サハルシは7のタフネスが取れません。これ大事!

 

ネクロ:アグネクはシャドウリーパーにだけ気をつければ勝てます。基本的に処理してれば勝てますからね。ただ、どこかで勇気を持ってアルベールでぶん殴ってやる気持ちが必要です。コンヴほど処理一辺倒ではなく一転攻勢の覚悟がないと勝てないので気をつけましょう。というのも、ファンハウミミココの11点or9点により一気のバーンが相手の勝ち筋なので、防ぐ手立てがあまりないからです。コンネクは無理です。諦めましょう。……というくらい苦手です。リーサルはアルベール10点で取ることがほとんどです。祝福は1枚は警戒しましょう。カムラはアルビダの2人でぴったり取れるのでそれを意識しておきましょう。でも無理です。ほんときつい。

 

ヴァンパイア:アグヴはひたすら凌げば勝手に逝きますから非常に単純で勝ちやすい。打って変わってコンヴは地獄。リーサルはアルベールの10点がほぼ前提になる。あるいはアルベール10点+潜伏ツバキ4点。なので先攻のような進化を取っておけない対面では負けます。後攻のときもとにかく進化を大切に。セクシーヴァンパイアに回復されてリーサル遠ざかってなく試合ばかりでした笑

 

ビショップ:警戒したいのはレオスピくらい。ただレオスピはとにかく地獄のようにきつい。というか、レオスピ警戒しても仕方がないので、警戒せずに展開する他ないです。相手の引き次第だと割り切りましょう。ビショップ相手も基本的にはアルベール10点リーサルで勝ちます。ただそうすると理論上セラフ相手に間に合わなくなるので、セラフを置けないように盤面で圧力をかけるのを怠ってはいけません。テミス警戒よりもセラフ警戒なのです。陽光が今の環境に非常に多かったですが、物量作戦で押し切れば勝てることが多いです。サタンは10ターン目、アルベールは9ターン目ですからそれを意識してさっさと切り捨てましょう。

 

といった感じです。注意すべき点はたくさんありますが、とりあえず以上のことを意識しておくだけでも随分と見えてくるのと思うので大切にしてほしいです。とにかくリーサルプランを早めにきっちり見ておくのが大事です。アルビダが引けたら、とかアルベールが引けたら、とか今のハンドにないものもある程度は理想で決めてしまってもいいです。このデッキはプランなしの行き当たりばったりでは勝てないデッキなのでそこを強く意識してください。

 とりあえず以上です。