作曲いろいろ日記 ~これまでの作曲編1~
こんばんは。瀬見ころんです。今日は作曲についての記事を書こうと思います。メモ的な意味で、記録的な意味で。いろいろと残しておくと後々捗るんじゃないかなあと。。。
僕はまるっきりの作曲素人です。作曲についての知識も真の意味でゼロのところから始めました。高校時代にバンドをやっていたわけでもないし、幼少の頃からピアノのレッスンを受けていたこともありません。受けていたらきっと人生は豊かだったのになあ、と、何とも言えない悲しみによく打ちひしがれますが、残念ながらそういうことはないです。それでなんでそんなことやろうと思ったんだよという感じですが、なんとなくやってみたくなって、できるような気がしたからです。まったく見当違いだったわけですが、まあ僕の人生を振り返っても見当違いじゃなかったことのほうが珍しいので、そんなもんでしょう。もうすこし書くと、ゲームの音楽とか作れたら楽しそう、ボカロ曲作ってミクちゃんに歌って欲しい、とかそういう感情からだと思います。音楽作れたら絶対楽しいし人生捗って脳内麻薬出まくるだろうなぁ、と、そう思って始めました。
作曲を最初に始めたのは2015年の4月で下の曲が最初に作った曲です。
まあ、聞いての通りの感じです。当時の僕的には割と気に入っていましたが、この曲を何人かの友人に聞かせたところ、1人からは「う~ん。もう一度聞きたい、とか一切思わないよね」、1人からは「まあ、ええやん」とかそんな感じの感想をもらいました。評価は良くなかったですね。非常にまっとうでしたが、そう言われた時は結構ショックでした。曲というのはできたばっかりの時はやっぱ作者自身としては好きで当然なわけですから、否定されると悲しいわけですよね。この曲を作るときに意識したこと、勉強したこと、読んだ本、は以下のようなことでした。
使ったDAW:
Studio One free
意識したこと:
鈴をいれておけば冬っぽい雰囲気になるなじゃないかな。とりあえず鈴を入れよう。
勉強したこと:
DAWの使い方
コード進行の理論
課題:
コード進行の理論の実践がよくわからない。
音がなんかダサい。
ミックスって何?
編曲って何?
作曲をしてる友達が欲しい。
イントロ作れない。
とりあえず、耳コピすると勉強になるらしいからやってみよう。
読んだ本:
知識ゼロからはじめる作曲/平川理雄/★★
知識ゼロからはじめる作曲 -DTM for Beginners
- 作者: 平川理雄
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2012/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作曲をしたいという話をしたら友達がくれた本。ちなみに友人はこれを読んでよくわからなくてやめたらしい。僕も読んだ結果よくわからなかった。これのAmazonのコメント欄で見つけた下の本がおすすめとか書いてあったので読むことにした。
この本でDAWの使い方を覚えた。というかDAWの存在を知った。コード進行の存在を知った。いろいろと知った。
作曲本/野口義修/★★★
ドストライクなタイトルの本がブックオフにあったので買った。期待した効果は得られなかった。詞先を勧めてくるので適当なメロディを一切知らない曲の詞をネットで検索してきてメロディを付けてみたりした。でもそれに対するコード進行の乗せ方がよくわからなかった。
これ1冊でわかる! オリジナル・メロディーにコードをつける方法/浦田泰宏/★★
これ1冊でわかる! オリジナル・メロディーにコードをつける方法(CD付)
- 作者: 浦田泰宏
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そんな時ドストライクな本があったから買って読んでみた。しかしいまいちわからなかった。最初のページのハーモナイズの仕方でここまで変わるんだよ、みたいな例の話は分かりやすかったけれど、他の部分はいまいちわからなかった。多分僕がコードが合ってる感じと言うのが理論上ではわかっても、耳では分からなかったせいでなんとなく腑に落ちる感じがしなかったからだと思う。あと、いろいろ正解があるせいでどれが良いの? 的な理系的正解を求めすぎてしまったせいだと思う。そんなの自分がいい感じだと思うやつを選べばよかった思うのだが、こう、確固とした正解があるものだと思っていた。愚か。
作詞本/遠藤幸三/★★★★
作曲本と一緒にブックオフで買った本。遠い世界の話だなあとか思いながら読んだ記憶がある。普通に面白かった。方針とか心構え的なものがわかった気がした。気がした。。。結局今だにしっかりと実践してないのでわからない。
ひと目でわかる かんたん楽譜の読み方/幡野友香/★★★★
そういえば楽譜がちゃんと読めないなあということで買った本。分かりやすかったし色々書いてあったし、楽譜の読み方がわかったような気がした。楽譜が若干読めるようになった。ト音記号ならまあわかるようになった。
裏口からの作曲入門/御池鮎樹/★★★★★
裏口からの作曲入門―予備知識不要の作曲道 (I・O BOOKS)
- 作者: 御池鮎樹
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 95回
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とても実践的な本で、この本に出会えてやっと曲作りがスタートできた。ドラムの考え方とかベースの考え方そういうのの基礎みたいなものがわかった。しかし実際に作り始めてみるとスリーコードの回転形とかの使い方が全くわからなかったので、自分で並べてみるとがたがたして違和感しかない感じになった。ので適当な既存のコード進行を拝借することにした。作曲本のときにつくったメロディは捨てることにした。
コード進行スタイルブック/成瀬正樹/★★★★
コード進行スタイルブック (Creators’ Handbooks)
- 作者: 成瀬正樹
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2001/07/27
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 133回
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ブックオフで300円くらいで売ってたので買ってきた。やっぱり回転形がよくわかってなかったので、高低差が激しすぎてメロディをうまく乗せられなかった。具体例として書いてある曲を聞いても、そのコード進行をうまく認識できなかった。
スグ使えるコード進行レシピ/斉藤修/★★★★★
スグに使えるコード進行レシピ DAWユーザー必携のそのまま使えるパターン集 (CD-ROM付)
- 作者: 斉藤修
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本
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そんな時この本を見つけた。CDに入っているコード進行のMIDIを何も考えずに適当に選んで、そして鈴の音を使うという方針で、先の曲を完成させた。
最初の曲を作るまでに読んだ本はとりあえずこんな感じだったと思います。迷走の歴史。本当になんでこんな状態で曲を作ろうと思ったのか……。自分でも不思議です。
Part.2へ続きます。